福田由季子
福田 由季子
コンテンツマーケティング
「家族がイチバン大切!だからよい仕事ができている」
はじめまして。
株式会社ウェブリックハウスの福田由季子です。
「月間30万人を集客するライター集団」を率いてSEO対策の会社を経営しています。
中小企業のページビューを格段に上げることを得意としています。
半年で75倍のビューにしたことも…。
この仕事は、ゴーストライターみたいなもの。
クライアントのサイトには、私たちの書いた文章がたくさん載っています。
しかし、私たちの名前は一切でていません。
文章は、サイトの運営者であるクライアントが書いている…ということを前提に仕事をしています。
私たちは、姿の見えない仕事に徹するライターの集団です。
仕事として制作する文章は、データと理論から成り立っています。
文章には一文字たりとも無駄を作らない。
文章のなかの言葉ひとつにもその言葉を使う理由があり、事例をあげるときもその事例でなければならない理由があります。
クライアントから文章の構成を変えてほしいと言われたら、お互いになぜそうしたいのかをよく話し合います。
もしかしたらこだわりが強すぎると思われているかもしれませんが、だからこそ結果が出ているのだと考えています。
それが、いつのまにか信頼に繋がっているんだと思います。
「ゴールが見えないものに興味が持てない」
小学生の頃、父の転勤の関係で愛知県に住んでいました。
学級委員をやるような真面目な優等生。
こんな私でしたが、通学の時、友達と「田んぼ落とし」をしたりと、のびのびと楽しい時間を過ごしたことも忘れられない思い出です。
中学時代は鎌倉で過ごし、高校は横浜の進学校に進みます。
学業だけでなく、スポーツにもチカラをいれている学校でした。
硬式テニス部に入部すると、なんと100人もの新入部員です。
これが、ふるい落とされ、結果、私を含めて20人ほどに。
過酷なトレーニングに耐えた私には、「根性」というものが備わっていました。
成績によって、すぐにクラスが変わるような学校でしたが、個性を抑えるようなことをしない学風は私に合っていました。
大学は理系に進みます。
まわりは男子ばかりで、帰りには、よく麻雀に行く男子についていって、見ていました。
4年生になると就職活動が始まります。
でも、私は、大学生活のなかでやりたいことを見つけられないでいたため、これという目標を持たずに就職しました。
入社してすぐは銀行のインターネットバンキングシステムを作るチームに配属されます。
ですが、システムが完成もしないのに一年で移動…次は、同じ銀行の古い仕組みのATMをリニューアルする仕事に就きます。
この仕事に全く興味がもてずに、私は結局わずか2年で退職してしまいました。
なぜ、あのとき仕事に興味をもてなかったんだろう…その答えに、最近気が付きました!
仕事のなかで、その一部を切り取られてわたされると、自分がどこの何をやっているのかがわからない、流れが見えない。
私は、全体を把握することができないものや、ゴールが見えないものに興味が持てないみたいです。
今の仕事はとても楽しい。
クライアントのWebサイトに人を集める仕事は、目的も、その後どうなるかというのも明確です。
私は、自分で筋書きを作って、それを実践することに魅力を感じます。
「Googleの順位が、私を追いかけてくる」
この仕事に就く前、夫の仕事でロンドンにいました。
帰国すると、友人が仕事を始めていました。
その手伝いをしているうちに、新規事業の開発を担当することになります。
その時の業務で、メルマガやブログを書いていました。
毎日毎日、書くことに追われていると、この業務をやってくれる人っていないかな…と思い始めます。
私のような状況の人ってたくさんいるはず…ということは需要はある。
こんな考えから今の仕事が始まりました。
予想はその通りになり、世の中にWebライターという肩書が生れます。
当時は、歯医者であれば、自分のサイトに「歯医者」とたくさん書いておけばヒットする時代。
そんななか、Webライターは、どんな「歯医者」なのかを説明する仕事を担います。
差別化を図るために、「しっかりした文章」の必要性が増えていきました。
世の中にWebライターが急に増え、価格破壊が起こったこともありました。
そんなときでも、私は、高い金額を提示して、「しっかりした文章」を書いてもらえるライターと仕事をしていました。
当社は価格破壊の波に飲み込まれないようにしていましたので、クライアントから「高い」と思われていたかもしれません。
しかしそれでも値下げをせず「質」を優先し続けていたら、いつの間にか「質」が求められる時代に変わり、価格相場も落ち着きました。
実は、私はちょっと性格的に問題があります(笑)…感謝をされたくらいでは、モチベーションが上がらないんです(汗)。
では、何がモチベーションを上げるのか…。
クライアントが、自分や自分の仕事を気に入っている…こういう評価がうれしい。
信頼している人に私を紹介してくれる!こんなことにいちばん喜びを感じます。
戻ってきたクライアントのみなさんからは、このような評価をいただいています。
こんな私ですが、一度、この仕事が嫌になったことがあります。
とても忙しくて、目の前の仕事を片付けることに必死だったときのことです。
クライアントのためにやっていることなのに、自分の「今」のためにやっている…今の時間をこなすための仕事。Googleの順位だけが、私を追いかけてくるのです。
そうなると、もうそこしか見えない。ひとは追われるとだめですね。
これではいけないと思い、信頼している仲間と話す時間をつくりました。
時間のないなかでしたが、ある意味、必死だったんだと思います。
しばらくすると、大切なことに気付かされます。
私はクライアントを向いて仕事をしている…けれど、本当は文章を読む人たちに向いて仕事をするべき。
この気持ちを持つことができたことで、また仕事が楽しくなっていきました。
「私の才能?」
書く文章には、その理由になるデータや理論がある…と先ほど言いました。
でも、データだけでは、未来は読めません。
私は、そのデータを見ていると、書かなくてはいけないことが浮かんでくる感覚を持っています。
これって、才能?かもしれません。
まわりからも、そういう「勘」がするどいと言われることがあります。
でも…例えば、母親は、自分の子どもがまだ小さくてしゃべれない時期、その子が何を言いたいかわかりますよね。
これは、自分の子どもと接してきた時間と経験からくるもの。
私の仕事に対する「勘」のするどさも、真剣に取り組む気持ちと経験からくるものだと思っています。
この「勘」が、クライアントの強みを明確にし、新しい顧客を呼び込んでいます。
そしてそこから、クライアントは、自社のブランドという「ぶれない軸」を手に入れることができています。
「家族と仕事が私の未来をつくる」
いろいろ言ってきましたが、私のなかでイチバン大切なことは家族の幸せです。
仕事が忙しいために家事がおろそかになる日も多いですが、家族の夢を叶えるためなら全力でサポートしています。
「塾に行きたくない」と子供に言われたときは、私が勉強を教えました。
「将来の夢は?」という課題をもらってきたときは、時間をかけてしっかりと話しました。
家族をサポートするための時間は厭わない、家族は絶対に守る!
この気持ちが、家族に伝わっているので、私は仕事をすることができています。
そしてこれが、私のもうひとつの強みだということもわかっています。
私はビジョンを決められないでいます。
世の中、「男女平等」と言われてから、ずいぶんと経ちます。
ただ、女性の発言が、そのまま受け止めてもらえるには、まだ時間が必要ではないかと思っています。
だから、3年後の自分がどうなっているかはわからない。
私は私の仕事をするし、私は家族を大切にすることを守っていく。
当社の会社名の由来は、ロンドンのレンガの家を表す言葉、「ブリックハウス」。
外はとても古い100年前の家…でも中は、時代に合わせてリフォームされ、とても良い感じです。
モノやコトの外枠というのは、なかなか変えられないし、私が決められるものではない。
でも、その内側は、これから時代に合わせながら変化していく。
そこに私も参加をすることで、いまの事業がすすんでいます。
私はビジョンを決められない。
あるがままの私と、あるがままの家族が、私の待っている未来だから。
事業所概要
事業所名 | 株式会社ウェブリックハウス |
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代表者 | 福田 由季子 |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-16 |
電話番号 | 03-4405-4729 |
FAX番号 | |
メールアドレス | fukuda@webrickhouse.co.jp |
ホームページ | https://webrickhouse.co.jp/ |
事業内容 |
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