富澤雪子
富澤 雪子
食とからだのセラピスト(看護師)
「現看護師として食生活と身体の関係を伝えていきたい」
病院勤務のなか、西洋医学の限界を感じ、古代インドの伝統医学であるアーユルヴェーダを学び、多くのかたに伝えたいと思っています。
「インドへの想い」
私は、早くに父を亡くしました。
ある朝、起きてこない父を起こしにいったら、亡くなっていました。
子供の私は、人の死ということをまだあまり理解できず、ただただショックだったことを覚えています。
そのショックは、人はいつ亡くなるかわからないんだという感覚を私に植え付けました。
父という生活の柱を失いましたが、母が代わりとなって家族を支えてくれました。
その経験からでしょう、母からは「手に職を持ちなさい」と教えられました。
そして私は看護師の道に進んで行くことになります。
ちょうどサイ・ババがブーム…関連の本は全部読んだと思います。
そのなかに「アガスティアの葉」という本があります。
―インドにはその人の現在・過去・未来を正確に記した予言書、アガスティアの葉がある…。
私のことが書いてあるアガスティアの葉がインドのどこかにある…どうしてもそこに行きたくてしょうがありませんでした。
でも、飛行機が苦手な私は、いつの間にか、そんな気持ちを忘れていってしまいました。
たくさんの記憶がよみがえってきます。
その記憶の中に、私は当時「アーユルヴェーダ」に興味を持っていたこと…そして、それを真剣に勉強してみたいと思っていたことがありました。
「導かれるように…」
私は埼玉の総合病院に勤めています。外来の患者さんが毎日800人という大病院。
突然の病気やケガで来院される方ももちろんいるのですが、私が感じているは、慢性疾患を患っている患者さんたちの多さです。
そしてその慢性疾患の方たちに話を聞くと、だいたいの方の食生活がおかしい…
パンや麺類など糖質に偏ったメニューや、インスタント食品など加工食品ばかりの食生活、飲み物は清涼飲料水をばかり…。
法律では認められている化学物質…身体への影響を知らないままに多くの人の身体に入っていく。
その危険性や、病気というものの考え方を伝えなくてはいけないと、いつも考えていました。
思いは時を越えて形になっていきます。
タイミングもよく、たまたま講座の生徒を募集するときでした。
すぐに申し込んで、真剣に勉強を始めます。
勉強は好きで始めたので辛くはありませんでした。
問題は施術…難しい…。
いろんなマッサージのテクニックの順番や種類の多さにホントに苦労しました。
学科の試験は問題なし。
私は施術の習得よりも、アーユルヴェーダの知識の充実を図りました。
WHOの3大伝統医学(ユナニ医学・中国医学・アーユルヴェーダ)の一つでもあり、5千年以上の歴史があります。
インドやスリランカには、伝統医学の病院と西洋医学の病院があり、身体に不調があった時、まず、どちらの病院に行くかを選ぶことから始まります。
アーユルヴェーダとは「生命の科学」という意味。
病気に対する概念が全く違います。身体に症状がなくても、心に不安や心配があればそれは病気と判断するのがアーユルヴェーダです。
身体だけでなく心の在り方を大事にする。
日本では、額に油を垂らすことで認知はされていますが、セラピーのひとつとして理解されてしまっています。
現地、インドやスリランカでは、体質や生活にあったセルフケアとして行われています。
なぜそうと思ったか…?実際、西洋医学の病院にかかっても、病気は完全に治らないと実感しているからです。
私は薬も良くないという考えを持っています。
化学物質は、一時は身体を良い方向に向かわせます。でもそれは、身体のいろんなところに負担をかけています。対症療法でしかない。
ファストフードみたいに、すぐに手に入る薬に頼ってしまうこともわかります。
でも、本当の健康はどんどん遠のいてしまいます。
医食同源という言葉どおり、「食の大切さ」をたくさんの人に知ってもらいたいと、強く思っています。
添加物や発酵食品の勉強に使う時間も惜しんではいません。
多くの方に、伝えていかなくてはと思っているからです。
「組織からの独立」
ある時、腹痛の患者さんのことで、ドクターに意見をしたことがありました。
ドクターが上のドクターに告げ口をして、医局に呼び出されました。
医局というのはドクター専用の控室…看護師は絶対に行かないところです。
業務が始まる直前に呼び出されたのですが、業務があるのを理由に断りました。
すると、向こうからやって来ました。
自分の直属の上司までがドクター側の味方に付き、さんざん指導されました。
その患者さんは虫垂炎でした。結果的に外科の扱いです。
「なんで、最初から外科に回さなかったんだ!」と言われた時に、
「腹痛はすべて外科にまわすんですか?」と言ってしまったんです。
そこにカチンときたらしい…
独立してなにかをやりたいなという気持ちが生まれてきました。
薬や医療に頼る前に、心と身体を整える方法を知っています。
病院の現実を絡めた話は、今の私だからできる話です。
多くの方に、本当の健康を取り戻してもらいたいのです。
「みんなのご機嫌が世界を変えていく」
私はいつも、自分で自分の機嫌をとります。
自分をご機嫌にしてあげるんです。
私は野菜の千切りがとても好きなので、それをやるとか…
好きな本を読むとか…
自分がご機嫌になる方法を知っているんです。
家族がご機嫌になれば、ご近所がご機嫌に…すると地域がご機嫌に…
ついには世界がご機嫌になっていきます。
そうすれば、戦争なんてなくなってしまいます。
でも、ご機嫌になるには、心と身体の健康が必要なんですよね。
なので、私はここから手を掛けていきます。
心と身体の健康が世界のご機嫌につながっていることを信じて。
事業所概要
事業所名 | Evergreen |
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代表者 | 富澤 雪子 |
所在地 | |
電話番号 | 090-9136-2213 |
FAX番号 | 048-462-0490 |
メールアドレス | licomama0226@gmail.com |
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