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吉井幸子

吉井 幸子
経理代行 ヒール・マネジメント.

「子供の頃から、とにかく数字が好きでした」

お客様の売り上げ・経費をお客様に代わって経理処理をすることが私の仕事です。
正式名称は「記帳代行」。
社内に経理担当を置くのではなく、社外に経理の部署を持つ感じです。
人件費の削減になると、とても喜ばれています。
「我が家の大蔵大臣」

子供のころから、とにかく数字が好きでした。
小学1年生の頃、ウチにお手伝いのお姉さんがいました。
そのお姉さんの買い物に行く時に、付いて行くのが大好きでした。
お肉屋さん、お豆腐屋さん…買い物をするお店で、お姉さんは、私に財布を渡してくれます。
私は、買った商品の価格を合計して代金を払い、お釣りまで計算していました。
褒めてくれるお店の人に、お姉さんは、
「ウチの大蔵大臣なの!」と私を紹介してくれるのです。
とても嬉しかった想い出…。私の原点なのかなと思っています。

新卒で入った自動車関連の会社。社員は100名ほど。
人事部に配属されます…そう、経理部ではないんです。
入社してすぐ、まだなにもわからないときに、会社のクオリティアップ企画というものがありました。
私も、なにか発言しなくてはなりません。
「…私は…交通費の見直しをやろうと思います」
会社のお金の出入りはもちろん経理課がやっていたのですが、交通費は、人事課の担当だったのです。
私は、ある調子のよい係長がバス通勤の申請なのに、電車の駅から出てくるところを見て知っていました…電車の方が安いんです。
私…ズルが嫌いなんです。交通費の水増し。
新人が始めたクオリティアップは、交通費の2割、年間700万円以上の経費削減という結果になりました。

「数字が好き」

私、縫い物が好きではないんです、絵を描くこともあまり…
丁寧に、手を加えて完成させていくものが苦手なんです。
けれど、計算だけは違う。
やり直したり、何度も確認したりすることが苦ではない。
計算という作業を早く終わらせたいとは思わないんです。
それは私にとって作業ではなく、「至福の時間」なのです。
ある会社の経理をしていた時、税理士さんに言われました。
「当座預金の帳簿と通帳の数字が3年合ってないんだ…20円…」
私の心がニヤリとします。
帳簿を遡って調べ上げ、20円の帳簿の間違いを発見します。
合ってないのなら、合うまで捜す。
だって、合うと、ホントに気持ちがイイ。
この20円の快感は、いまでも思い出すとゾクっとします(笑)

その会社が業務を縮小、退職することになります。
もともと、スピリチュアルな事やモノにも興味があり、その道での独立まで考えていました。
今で言う起業塾のようなものを見つけても通い始めます。
スピリチュアルヒーラーになるために参加したスクール。しかし、課題が進まないのです。
起業するための講座なので、私に合う仕事はなんなのか…という講義もあります。
進まない課題を見て、先生が私に訊いてきました。
「小さい頃、どんな遊びをしていました?」
「車のナンバーを見て、引き算してました…」
なぜ引き算?ナンバーって、○○―○○って、引き算で書いてありますよね(笑)
強みはやはり、数字…。
スピリチュアルヒーラーは諦め、経理で行きますと言ったら、経理代行という仕事を進められました。

実際始めたとき、お客さんは3人しかいませんでした。
とにかく集客ができなかった。
講座で教わった、メルマガやステップメールをやってはみたのですが、なかなかうまくは行きません。お得な情報を伝えるだけで、お客さんにはなってはくれない。
仕方なく、地元のドン・キホーテで経理のアルバイトをしていました。
毎日通って、ほぼ就職したような状態。
ですが、時給に私のスキルは反映されず、逆にレジの使い方がわからなくて、馬鹿にされる始末…。
そんなとき、久しぶりにあった知り合いから、異業種の交流会に誘われます。
そこには、起業したばかりの多くの経営者がいました。
経理業務に人を雇うことができない、忙しすぎる経営者たち。
その人たちの経理代行の仕事をするようになっていきます。
今では、20件ほどの契約を交わし、そろそろ人を雇おうかなと考えているほどになりました。

「掛け替えのない時間」

とにかく数字が好き。
いろんな数字が、頭に残ってしまう。
クレジットカードの支払いは、当日支払ったレシートとカード締め日の明細という、二つの情報があり、二重の入力をしてしまう間違いが起こりやすい。
でも、私にはそれがない。理由は、打ち込んだ数字と支払先を記憶しているため。
数字が頭に残ってしまうというクセが、こんな便利な能力として機能してくれます。

いろいろと書いてきましたが、私の仕事への向き合い方は、お客様の立場になって考えるという事。細かな節税対策には、定評があります。
税理士は敷居が高いので…というお客様もいます。
しばらくすると、「吉井さんで良かった」と言われます。
なんでも訊ける人柄と、仕事の正確さの評価だと思っています。

仕事をしながら思うこと。
数字と共に、今日も素敵な時間を過ごすことができる満足感。
その数字との時間は、たいていの経営者にとっては意気消沈する時間。
私は、経理代行という仕事をしているのではない。
お客さまの「過ごしたくはない時間」を、「掛け替えのない時間」にすることができる。
仕事と向き合う時間。
家族と過ごす時間。
自分を愛する時間。

「ママと子供の時間」

この仕事は自宅でできる仕事。子育て中のママさんにお仕事をお願いしていきたい。
子育てをしていた頃、子供の具合の悪くなって仕事を休むことになると、イライラから、子供に優しくできなかった。とても申し訳なかったと自責の念にかられます。

ママさんたちに仕事をお願いすることで、そこにコミュニティをつくりたい。
経理をする子育てママさんの大集団!
ストレスがなく、ママとしての時間を取りながら仕事ができる。
子供との時間が取れる。
安心した子供たちの笑顔があふれる、そんな世の中を作る一助になりたいと思っています。

事業所概要
事業所名 ヒール・マネジメント.
代表者 吉井 幸子
所在地 〒124-0012 東京都葛飾区立石4-11-1-402
電話番号 090-4530-4134
FAX番号  
メールアドレス sachiko.keiridaikou@gmail.com
ホームページ  
事業内容
  • 経理代行業務 etc.