市場真理子
市場 真理子
組織づくり(ママ育成) 会社の現場監督合同会社
「ママたちの才能が埋もれること、それがもったいなくてしょうがない」
仕事は、中小企業の組織づくり。
現場に入り込んでの勉強会などで、社員と組織の成長に伴走します。
また、その現場に入って、私と共に伴走するママスタッフの育成もしています。
ママたちはやりがいのある仕事を持ち、企業は組織の改善を手に入れます。
研修という仕事は、女性も続けていける仕事だなぁと漠然と思っていました。
ただ…あるときに思うのです。
「続けては行けるけど、今にお局と言われるようになってしまう…」
会社には、社外からも研修講師が来ていましたので、研修会社の方とも話す機会がありました。
何度か私の研修を見て、その内容や技術を褒めてくれていました。
お局になることはとてもイヤだったので、その言葉から研修講師として独立しようと考え、会社を辞めてしまいました。
すぐに、その研修会社に伝えると、まさかの塩対応。
「辞めたらウチに来て!」って言ってたのに…。
研修会社から見れば、私のいた会社はお客さん。お世辞を真に受けた退職は、ビジネスの厳しさを知る手痛い勉強になりました。
そんな時、別の研修会社の知り合いから、「弟子を探しているコンサルの人がいるけど会ってみないか」というお話をもらいます。
その出会いは、今に繋がる素晴らしい出会になります。
その人…いや、私の師匠の仕事は、大きく括れば経営コンサルタント。
問題に対して、答えを言って帰ってしまうというコンサルスタイルが普通のこの業界の中で、師匠は「ずーっと関わる」という独自のスタイルを実践していました。現場に入り込んで、年単位でその成長に伴走するのです。
「弟子になりたければ、1000以上ある師匠のメルマガを全部チェックしていけ」という内通者の言葉を信じたことで、その師匠のカバン持ちという肩書を手に入れることになります。
「信頼関係さえできれば…」
カバン持ちとしての時間は、私の人生のなかで、もっとも貴重な時間でした。
企業の組織とはどういうものなのか。そこで働く人たちの考えてることや意識は。それをどうやって改善していくのか…。
そして、そんな会社からどうやって仕事をもらい続けるのか。
師匠のカバンは重かったですが、それは私の学びの重さだと感じていました。
師匠の言葉で、記憶に残る言葉は、
「クライアントとの信頼関係ができれば、スマホをいじってても大丈夫」
この信頼感を手に入れるためにすることは、相手に対して、期待をちょっと超えた満足感を与え続けることだと教わります。
「クライアントの会社に行って、ゴミの捨て方まで見てこい!」…これも、忘れられない言葉のひとつです。
10年以上、師匠と付き合い続ける社長に、師匠の事をこっそり聞いたことがあります。
すると、返ってきたのは「来てくれるだけで価値がある」という言葉。
私もこうなる!と決意した時でした。
師匠とともに動いている時から、私にも仕事が入り始めます。
金銭的に、少し厳しい時期もありましたが、少しづつですが仕事は増えていきました。
そこで、予期していないこと…「子育て」が始まります。
すぐに復帰できるだろうと、甘く考えていました…が、できなかった。
産まれたばかり子供を目の前にして、預けて仕事に行くことなんて考えられなかったのです。
子供に付きっきりの半年。自宅でできる小さな仕事だけを受けていました。
社会から遠ざかった時間を感じる半年は、精神的にも厳しい時間でした。
そして、このたった半年の社会からの離脱は、仕事への恐怖に変わってしまいます。
子供と遊んでる自分が、一生懸命仕事をしてる方たちに研修なんてできるのか…という思いから、ガタガタふるえながら講師として登壇したことを覚えています。
そうはいっても、仕事は続けたい…けれど、保育園には預けたくない。子供を見ていたい、共に在りたい。
結果、仕事量を減らして、打ち合わせには子供を連れていきました。
幼稚園に入るまでの3年間、そのスタイルを続けます。
仕事には何の問題もありませんでした。
あの言葉がよみがえります…「信頼関係さえ得られれば…」
師匠の言葉は、私の仕事が確かなものとなっている証明となって返ってきました。
「人生の役割」
しかしその後、二人目の子供が生まれ、そこに親の介護も重なります。
仕事をしながら、こんなことをしていて良いのかという、自問自答の日々。
コーチングの指導を受け、自分の使命はいったいなんなのかということを突き詰めていきます。
私は、厳しい両親のもとで育ちました。褒められた経験はまったくありません。
今、私は人や組織の成長に伴走し、それを伝えて実感してもらう日々を続けています。
それは、成長を認め、承認すること…褒めること。
「それは、まりちゃんがやってほしかったことだね」って言われた時、涙がボロボロと溢れました。
私は、自分がしてもらいたかったことを、毎日の仕事にしている…自分がしたいことをしっかりと選択していたんです。
答えはこれだった。人生をかけてやっていきたいと決意した瞬間でした。
「いくつもの扉」
私は、その人のもっている良さを見つけて、成長する姿を一緒に感じることが大好きです。
未来が見えた瞬間を一緒に見ているときが一番好き。
でも、その未来を見るには、「扉」を開けなければなりません。
その扉は、本人には見えていないし、もちろん開けることはとても難しい。
私には、その扉を見つける特殊な才能があります。
そして、見つけたその扉を開けることが私の仕事。
大きい扉、重い扉、鍵がいくつも掛かっている扉。
そっと開けたり、蹴り飛ばしたり…。
けれで、私は迷いなく、自信を持って、その扉を開けることができます。
それは、開いた扉のむこうに、見えていなかった未来があることを確信できるから。
私は今、種子島で仕事をしています。
才能をもったママたちが、東京の私のいない現場で、組織の改善のため奮闘しています。
その才能があるからこそ、私はここで子育てをしながら仕事ができています。
世の中には、才能が山ほど埋もれている。
私はそれがもったいなくてしょうがない。
人や企業が、持っているチカラを生かしあい、心が満ち足りた人ばかりの世界にしたい。
そして、その気持ちで、未来を支えていく子供たちに向き合って欲しい。
仕事をする人たちの笑顔が、世界を輝かせることだと信じて、私はこの仕事をしています。
事業所概要
事業所名 | 会社の現場監督合同会社 |
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代表者 | 市場 真理子 |
所在地 | 〒344-0032 埼玉県春日部市備後東5-10-10-2 |
電話番号 | 090-9107-6377 |
FAX番号 | |
メールアドレス | hello@genba-kantoku.com |
ホームページ | https://www.genba-kantoku.com https://www.mamareskilling.com https://info120063.wixsite.com/mamabiz https://ameblo.jp/mariko-ichiba/ |
事業内容 |
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