家事代行
「笑顔とHAPPYが続きますように…」
家事の代行をするなかで、「料理をする」という仕事があります。
現在、この仕事の幅を広げ、子どもたちのための自宅での食育に取り組んでいます。
「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付けることを学び、健全な食生活を実践できる力を育んでいます。
「小さいころに教えなければいけないこと」
私は、母から自然と「食育」を受けて育ちました。
例えば、春の七草やれんげ、つくし…季節の野草を摘んで、それが食卓に並びます。
私には普通の事でしたが、こんな食卓ってあまりないことを今は知っています。
母は、若いころ家政婦さんをしていたと聞きました。
伺っている家の家事は、その家の人から教えてもらうことから始まるそうです。
覚えた家事は、そのまま私の家族に反映されます。
母の我が家での家事を思うと、母が伺っていた家は、良い家が多かったのだと思います。
その後、母は調理師の資格を取り、「食」を仕事としていきます。
食べる事の大切さや栄養のことを、普段から楽しく私に話してくれました。
食べる事の大好きな私が、こうして出来上がっていきます。
その頃に母から聞いた話は、今でもしっかりと覚えています。
なので、自分の子どもにも自然とそれを伝えていました。
娘は、野菜がキラいでした。
そんな娘と、プランターで野菜を育てて収穫、料理を一緒に作って、一緒に食べる。
これって、スゴく大事な食の連鎖を体験すること。
今、娘は野菜が大好きになっています。
息子は発達障害グレーゾーン。
食べものにとても敏感でした。
好き嫌いが繊細で、嫌いなものがとても多くありました。
それでも、とにかくひとくちは食べなさいという教えを粘り強く行いました。
私の両親も孫のために、いろんな収穫体験に連れていってくれました。
自分で取った野菜はなんか愛しいし、それを食べる事って、さらに素敵だと思いませんか。
今では好き嫌いはほとんどなくなりました。
小さい時に、いろんな食べ物に触れさせて食べさせるのはとても大事なことなんです。
「子どもと料理をすることの大切さ」
私は一度離婚をしていて、千葉の銚子に住んでいる今の主人と再婚します。
まわりは畑だらけ…野菜が元気な姿を間近で見る事できます。
農家の方が近くにいるということは、とても嬉しいことでした。
そして、売られていく野菜と地元で食べる野菜は違うこともここで知ります。
私たちは、虫も食べない野菜を食べていたこと…。
食育の経験値が高そうな話をしてきましたが、実はこの時まで、食に関する勉強はしたことはありませんでした。
コロナ禍、千葉から出れなくなり、時間がありあまります。
ここで、なにか勉強をしよう!それなら食育だ!インターネットを使えば、いくらでも学びを得ることができる時代に感謝です。
この学びを、自分の子どもたちのとの経験から、多くの子どもたちにも伝えたいと思うようになります。
「食育」って一生必要。
お腹の中の赤ちゃんから死んでいくまでの、生きるチカラ、食べるチカラを選んでいくのが食育なんです。
人生を振り返ると、子供時代に覚えたことは忘れない。
であれば、やはり、子ども時代は大切!子どもに伝えていけたら楽しいなぁと思い始めます。
そこで、始めたのが、子どもとのクッキングでした。
コロナだったので、お客様の家に直接行って、子どもと料理を作ります。
料理教室みたいな感じにはなりません。
そのお宅の子どもとマンツーマンで料理をします。
だから、その子の好みに合わせることができます。
そして、それを家族で食べる!自分で作った「美味しい!」を家族が感じてくれる!「美味しい!」って言ってもらえる! 子どものモチベーションは爆上がりです。
その子の家でやるから、食材・調理器具は全部ある…なので、いつでもまた作れる。
そして、家族で食べる。
そうして、子どもが笑顔になっていく、家族は幸せになっていく。
料理って、レシピを探して読んで理解する…さらに、計ったり、順番を守ったり…失敗したらそのタスクを回収して、やり直さないといけない。
これって、まさに人生…。
熱や音、香りという、たくさんの情報を判断しなければいけない。
わからなければ聞かないといけない…それはコミュニケーションをとることにつながる。
料理って素晴らしい。
ここに、生きる事のすべてが集約されているんです。
でもこれ、ママが自分の子どもとやろうと思ったらできないんです…全部自分でやったほうが早いから。
だから、私がやる、私が子供たちに伝えたい。
ママパパはいっしょに喜んでくれればいい!それは、家族にしかできないことだから。
でも、私は、やっぱり子どもとクッキングをやりたい!これを、もっと拡げていきたい! 私は大人数でやる料理教室ではなく、ご自宅に伺うことにこだわっています!その子との時間を大切に過ごしたいから。
道具がなければ、なんとかするし、材料がなければ、なにか他のものを使ってやる。
この力は、人生の生きる力になることを確信しています。
その子、今8歳、鼻歌を歌いながら、フライパンを振ります。
当時、この子はトマトが大嫌いでした。
そして、畑に行くことも大嫌い…虫がいるから。
でも、「パパとママに持って帰ろう」って言って、いっしょに収穫をしました。
2年目には、トマトを少しずつ食べられるようになっていきました。
3年目は、トマトが大好きな弟と畑に行きました。
取っては食べる弟を見て、その子も食べるようになりました。
今は、トマトが大好物。
収穫体験がなければ、この子はトマトが食べられていないだろうって言われます。
「食で繋がる笑顔の輪」
私は以前、ピアノやハープを使って子どもたちに音楽を教える仕事をしていました。
実際に私が演奏するよりも、教えることの方が好きでした。
音楽は楽しいってことを教える教室。
発表会も、楽しんでもらうことをイチバンに考えていました。
一人で弾くのはもちろん、ママと連弾したり、みんなで合奏したりと、出番をいろんなところにつくります。
楽しすぎて、いつもお客さんがいっぱい!ワイワイやる発表会でした! 運営も司会も子どもたち自身にやってもらいます。
子どもたちが自分でなんでもやる…それを親が体験して楽しむ! 今のスタイルはここから始まったのかもしれません。
人は、一人ひとり違うということ。
その要望を、しっかり聞いて、それに合わせたことをやる。
お客様がやりたいことの前に、されたくないことは何かを、まず考える。
そこには絶対に踏み込まない。
嬉しいかな、喜ぶかなは、考えやすい。
けれど、されたくない事というのは、丁寧に接しなければわからない。
だから、ここをしっかりとできれば、あとはすべて、「ありがとう」のなかに入ってくる。
常に、これを考えてます。
すると、そこには心地よい時間が生れます。
それをつなげて笑顔を作ることが、私の使命です。
食で繋がる笑顔の輪。 常に笑顔でいること、私はいつも笑っていたい。
そこには敵なんていなくなっていく。
笑顔のまえで怒る人なんていない。
笑顔で輪が拡がっていく。
そのあとはHAPPYしかない。
みんなが自分を好きになる。
いやなことも、全部自分。
自分を愛することができる。
それは、人を愛することができることにつながる。
それは、さらに大きなHAPPYへとつながっていく。
冷蔵庫の中にもいる。
シンクの中にもいる。
食器棚の中にもいる。
私がしばらくそこに居つづける。
心地よい時間と笑顔とHAPPYが続きますように…。
事業所概要
事業所名 | 住まいるCooK株式会社 |
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代表者 | 岡野 早苗 |
所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山1-3-1 アールキューブ青山3階 |
電話番号 | 03-6674-4114 |
FAX番号 | 03-6674-4114 |
メールアドレス | smile90099009smile@gmail.com |
ホームページ | https://smile9009.com |
事業内容 |
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