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会員紹介

片岡美紀

片岡 美紀
ITコンサルタント

「めんどくさいことを、めんどくさくない状態にするのが仕事です!」

はじめまして、片岡美紀と申します。
現在、中小企業のデジタル化を支援するITコンサルタント、IT講師をしております。
大きな会社は、どんどんITシステムを導入して業務の効率化を図っています。
そしてそこに、莫大な資金を投入しています。

中小企業も同じように、ITシステムの構築から業務の効率を上げていきたいと考えているところが多くあります。
しかし、そこには資金面での問題や、そもそもそのシステムを扱うITのスキルが乏しいという現状があります。
そんな中小企業さんに対しての支援や研修などを行っています。

私は、めんどくさいことがホントにキライなんです。
繰り返しの作業や、単純な打ち込みとか、考えるだけで嫌になってきます。
それが、コンピューターを使うことで、ほぼ解消されていきます。
めんどくさいことはコンピューターにやってもらえばいい。
コンピューターにプログラムを組んで、あとはお任せしてしまいます。
ただ、このプログラミングという作業も、なかなかめんどくさい作業なんです。
ですが、私、自分がめんどくさい作業をしなくて済むのであれば、プログラミングをするのはぜんぜんめんどくさくないんです(笑)。
「効率改善をする快感」

私の実家は、コンビニを経営をしていました。
そのバックヤードを私が担当していました。
コンビニというのは、大きな本体があるので、IT化されたスゴい管理システムが入っています。
当時、IT化のもっとも進んでいる分野でした。
コンビニの経営が軌道に乗った頃に新規事業として、漫画を描く画材のネット販売を始めました。ですが、その受発注業務がめんどくさいんです…
コンビニとネット販売の両立で休みも睡眠も取れないという状況でした。
そんなとき、楽天市場の店長仲間から受発注業務を自動化するアプリを教えてもらいました。
「ファイルメーカー」というローコードで開発できるシステムを使って作られたアプリケーションです。
導入後も自社の業務に合わせてカスタマイズが出来るので、システムの勉強会に参加し、データベースのつくり方など、システム開発について学んでいきました。
ネットショップがどんどん進化している時代で、売り上げも右肩上がりに伸びていました。
それに合わせて自分でカスタマイズ出来るこのシステムがなければ、もしかしたら体を壊していたかもしれません。
この経験から、ITの活用と自社の業務に合わせてカスタマイズ出来るローコードシステムの重要性を知ることができました。
このネットショップは好調で、売り上げも上がっていきました。
ネットショップは岡山でやっていたのですが、東京から取材が来るほどになり、業界ではそこそこ有名なお店になっていました。
そんな中、両親が体調を崩してしまいます。
家族経営の会社です。
それは、営業ができないことに繋がります。
会社の維持ができなくなり、この会社は閉めることになりました。

その後、派遣や契約社員などで、いろんなところに行くことになります。
あるコールセンターの立ち上げの仕事をすることになります。
コールセンターはデータがたくさん集まるところです。
集まったデータを報告書にまとめます。この仕事が大変で、いつも残業になっていました。
これを、エクセルの関数を使って処理をすると、ものすごい短時間で報告書が出来上がってしまいました。
ここで、「自動化」というものの楽しさを知ってしまいます。
さらに、エクセルのスキルを習得することもできました。
次の派遣先は、あるメーカーの営業部にコールセンターを開設する仕事でした。
営業事務の対応にクレームが多いので何とかしてほしいとのこと。
コールセンター立ち上げの経験から、この仕事に抜擢されました。
ここはFAXで届く大量のデータを処理していました。
事務員さんたちがどうのではなく、それに忙しすぎて、電話対応が悪くなるということがわかってきます。
さらに、情報の共有もできていませんでした。
この頃、FAXについてはまだどうにも出来ませんでしたが、顧客対応についてはファイルメーカーで顧客関係管理(CRM)システムを作り、営業部で情報を共有することで解決しました。
すると、クライアントから「何があったんですか!?」と言われるぐらい、業務が改善していきました。
その後も、病院の電子カルテのテクニカルサポート部の業務の効率化を達成したり、保険会社の顧客管理システムの使い方を営業の方に教えたり、ITシステムの導入と構築、講師の仕事を続けていました。
この頃「FP2級」と「ITパスポート」の試験に合格しました。
ここで、いったん仕事から離れ、国家試験であると「応用情報技術者試験」に挑戦、取得します。
国の独立行政情報処理推進機構(IPA)が主催する国家試験で、高度IT人材に必要な応用的知識とスキルを問われる高難度の試験として知られています。
この資格を持って、就職を考えたのですが、良い勤め先と出会うことができないでいました。
この時に、事務作業の自動化をする「RPA」というシステムを知ります。
勉強してみると、とても良いシステムであることが分かります。
ならばと思い、このシステムの導入サポートで独立し、現在はファイルメーカーの開発、デジタル化のサポート、事務員のITスキルを上げるための講師をしています。
「IT以外の私って・・・」

私は、子どもの頃から興味があるものにのめりこむタイプでした。
漫画や絵を描くことが好きで、時間があれば、絵ばかり描いていました。
システム作りというのは、なにか絵を描くことに似ているところがあります。
絵とデジタル…真逆にあるものではありますが、そこに何か新しいものを描きあげるところや、そこにのめりこんで作業をするところなんかは、私にとってはとても似ていて、だからこそ、この仕事をしているんだと思います。
自分が作ったシステムで、「便利になった」「仕事が早く終わるようになった」と言われることがとても嬉しいです。
どうやったら、仕事の効率化ができるかを考えるのがとても好きなんです。

こんな私が苦手なものがあります。
それは、見積もり…
仕事の作業量を少なく考えてしまうんです。
結果、見積書の金額は、とてもお安い…
もう、安すぎちゃって、大変です(笑)
仕事が完了する前に、予算が尽きてしまったことがあります。
外注することができなくなって、自分で徹夜を続けて仕上げたこともあります。
見積もりって、ホントに難しいでよね…
私が仕事を続けていけているのは、やはりお客さんあってです。
やっぱりスキルが高いことを認めて下さっている方から仕事をいただいています。
ITスキルが高いことは、この仕事をするうえで大切なのは当たり前なことですが、もう一つ、この仕事には、人と話すスキルというものも必要になってきます。
システムの開発ができて、人としっかり話せる営業的センスがある人って、なかなかいないんです。
実は、私…実家で仕事をする前は印刷会社や建材会社で営業をやっていた経験があるんです。
なかなか良い営業マンだったんですよ!
難しいITやシステムの構築の話を、ITに詳しくない人達に伝える事っていうのも、この仕事では重要なこと。
セミナーを開催すると、「難しい言葉を使わずにここまで話せるのはスゴイ!」って褒められることがよくあります。
「やりたいことに時間を使える幸せを」

最初にも書きましたが、私はめんどくさいことが大キライ。
めんどくさいことはコンピューターにまかせて、人は人らしく、楽しくてやりがいのあることに注力して欲しい。
めんどくさいことを、めんどくさくない状態にする。
すると、時間ができるので、いろんなことができる。
自分のやりたいことに、時間をかけることができる。
人生楽しくなるし、幸せになる。
自由な時間と、人間らしい生活を手に入れてほしいっていつも思っています!
私にも、まだまだやりたいことがたくさんあるんです。
いろいろめんどくさいことなのですが(笑)、全部できたら、ホントに幸せです!

事業所概要
事業所名 株式会社ミナルキ
代表者 片岡 美紀
所在地 〒251-0041 神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-1 アイクロス湘南5階
電話番号 050-5370-5800
FAX番号  
メールアドレス m.kataoka19@minaruki.com
ホームページ https://minaruki.com/
https://note.com/minaruki/
https://x.com/miki_ponwan
事業内容
  • 事務のデジタル化支援
  • 営業・販売サポート
  • ITスキルアップ研修
  • FileMaker開発  etc.