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会員紹介

林かおり

林 かおり
リサイクルブティック

「笑って、喜んで、笑顔になって、そして安らいでもらう…それがうちのお店の定番商品」

はじめまして。林かおりです。
埼玉県飯能市でリサイクルブティックを経営しています。
近隣に住んでいる主婦の方がお客さん。
お弁当を作って持ってきてくれたりするお客さんたちと、楽しく仕事をしています。
「子供たちから教わったこと…」

私のお店、「リサイクルルームフォレスト」。
お店を構えて20年になります。最初は自宅の二階で始めたお店でした。
「自宅」でやっていたので、リサイクルルーム…「ルーム」にこだわりました。
お店を始めたころは電話帳を見て、家具のリサイクルのお店と勘違いして連絡してくる人もいました。

上の子が5歳になったとき、とにかく仕事がしたいって思ったんです。
仕事をしたい欲がたまって、もうムラムラしていました。
もちろん、子育てもしっかりとやっていたという自負もあったので、思い切って開業しました。
この飯能市に越してきたとき、当たり前ですが友達はぜんぜんいません。
もちろん、うちの子供にも友達はいません。
なので、自分から子供サークルを立ち上げました。
前職はアパレル関係。販売計画の立案から、ファッションショーの企画、百貨店のセールスレディに対しての研修講師と、いろいろやってきました。
子供サークルで集めることができた子供の服と、このアパレル経験のルートから手に入る良い商品…ウチの二階が空いている…なにかできそう。
それが、このお店を始めた理由になります。
お店をやる決心をしたとき、下の子はまだ幼稚園の年少クラスでした。
開業するということは、とてもパワーの必要なことです。
当時、お店にかかりきりになってしまって、子供たちにさみしい思いをさせてしまったなという記憶があります。
自分のしたいことのシワ寄せが子供にいってしまった。
算数の九九を覚える時期、あなたのお子さんがクラスで一番遅いと担任から言われたこと。
兄弟げんかの末、負けた次男が、私に会いに行くと言って、歩くと三時間かかるお店に行こうとして近所の人に保護されたこと。
申し訳ないという想いと、真剣にやらなければ仕事は続かないというジレンマにかられながら、必死になって動いていたことを思い出します。
子供へのうしろめたさは、いつも感じていました。
それをチカラに変えて…なんては言えませんが、仕事の手は抜きませんでした。
その分、休みの日は子供たちと、めいっぱい楽しく過ごしました。
保育園のお迎えはいつも一番最後。
でも、その時の子供たちが見せる、本当に嬉しそうに迎えてくれる笑顔は絶対に忘れられません。
私に向けてくれるその笑顔によって、私はいつも救われていました。
「笑顔」の大切さと、その暖かな心を伝播するチカラを、私は子供たちから教わりました。
「お客さんからのエール」

私はお客さんとおしゃべりすることが大好きですし、得意です。
これって才能かもしれない。
思い返せば、母はとても人に愛されるキャラクターでした。
それが私にも受け継がれているのかな…なんて思います。
子供のころ、そんな母が祖母とけんかをしていた場面が思い出されます。
とても嫌だった…お互いが尖っている、言葉も、心も。
反面教師、だからこそ、人は仲良くしていかなくてはといつも思っています。
お互いに分かり合って、仲良くなる瞬間っていうのがある。
お店にいると、「ここに来ると元気になる!寄って良かった!」なんてことをよく言われます。元気なんて、ただであげます!
元気が売れれば、もう少し儲かるのにね(笑)。
喜んでほしいという気持ちが伝わって、それが嬉しい言葉になって返ってくる。
柔らかくまぁるい言葉と気持ち。そして、笑顔。尖っていない人たちが、いつも私のお店にやってきます。

お客さんには、目上の方が多いということもあるのですが、私はいつも応援されてるんだなぁって思います。
リサイクルなので、商品に高い値段はついていません。でも、悪いものは置いていません。
商品の中から、そのお客さんに合った商品を選びます。
以前の経験からそこには自信がありますし、信頼してもらっています。
最近、とても好評なのが、お客さんにLINEで流す個人的なエッセイ。
お店の私とは違った、ちょっと抜けている私の話。
そのギャップが、おもしろいんじゃないかと思います。
わたしの抜けているところを、面倒みに来てくれている感じです。
お客さんに応援される幸せを、いつも感じて仕事をしています。
「ファンの輪が拡がっていく」

笑って、喜んで、笑顔になって、そして安らいでもらう…それがうちのお店の定番商品。
お店にはいつのまにか人が集まる。
地域が活性化するような情報の交換ができたり、コミュニティの場となるようなお店。
そこにいるだけで、うれしい、楽しいという相乗効果が生まれてくる。
誰かが私に、私が誰かに影響を与えていく。
そして、みんながみんなのファンになっていく。
さみしいひとがいなくなる。
このお店にできないことはない…。
ふと思えば、自分のことではなく、どちらかといえばひとのことばかり考えている自分がいます。

事業所概要
事業所名 リサイクルルームフォレスト
代表者 林 かおり
所在地

〒357-0025 埼玉県飯能市栄町14-12

電話番号

042-972-1067

FAX番号  
メールアドレス

santarougenki@gmail.com

ホームページ roomforest1120.com
事業内容
  • リサイクルブティック経営 etc.