江波戸　綾子　
免疫美容アロマサロン　アロマリア

「私自身不幸をいっぱい見てきたから、幸せの価値を人一倍感じることができる」

私の施術中に、涙を流す人が何人もいる。
優しさに触れずに生きている人、生きてきた人がホントに多い。
私のセラピーは、身体だけではない、こころに響くセラピー。

アロマセラピストとして、2009年から活動しています。
2016年に独立して、自分のサロンを開きました。
現在、千葉県市川市と神奈川県横浜市の二拠点にサロンがあります。

この仕事に就く前は、アパレルのデザイナーをしていました。
仕事自体はとても楽しかったのですが、とにかく人間関係の最悪な職場でした。
そのストレスから、会社の玄関をくぐることができなくなり、鉛筆も持てない…。
そして、過呼吸をおこし…。精神も肉体もボロボロになっていきました。

強い精神的な不安から、病院にかかることになりました。
帰りには、もちろん、薬をもらいました。
でも、私は薬を飲むのがとても嫌い。
知る限り、薬を飲んで病気が完治した人が周りにいなかったのです。
私は薬を飲むことを拒否して、薬に頼らない治療法を探しまくりました。
そこで出会ったのが、アロマでした。

とりあえずと思い、そのアロマサロンに通い始めると、みるみる回復していきます。
三か月もすると、かなり体調も回復。半年で、ほぼ、以前の私に。
でも、通うことはやめませんでした。
すると、どんどんと気力や体力が充実し、元気が有り余るほどに。
会社はすでに辞めてしまっていたので、何かをせねばと考える日々が続きます。
アパレルは大好きだけど、不安しかない。
一生の仕事としてできること、独立できることはなんだろう…。
導かれた答えはあたりまえのことでした。
私が純粋に好きだと思えること。それは、このアロマ。
36才、人生の決断をします。

「うちでも、ダメかも…」

30代半ばの転職は、時間との戦い。
早く経験を積みたいという思いから、とにかく忙しいアロマサロンを修行先に選びました。
そうしたら、願いが叶って、ぜんぜん休ませてくれない(泣)。
おまけに、頑張ってしまう性分から、めでたく腱鞘炎に…(笑)。
実は、笑ってもいられなくて、手術をしなくては治らないとの診断が下ります。
手術イヤ、お薬イヤの私。
悩んでると、「神の手を持つ整骨院の先生がいる」ということで、紹介してもらえることに。
会ってみたら、「うちでもダメかも…だけど、やるだけやるから、他には行くな」と言われます。
約束を守り、週二回、二か月半千葉から都内に通い詰めます。
そして…神の手によって、私の指は復活します。

「神がくれたline」

腱鞘炎で整骨院に通っている時も、仕事は休ませてくれませんでした。
痛い指を我慢しての施術はホントに辛い…。
痛いから、指を使いたくない➔少ない施術でなんとかしたい…。
痛みから逃れるために始めた研究は、「なんとなくこのあたりをマッサージ」という施術スタイルを、「この一本のラインを指でギューッ」っという可能な限り少ない施術で効果をだすというスタイルに変わっていきます。
まさにケガの功名…腱鞘炎が治ると、後に「EVA line(エヴァライン)」と名付けた、筋肉のラインを正確にトレースするこのテクニックを習得していました。

目の前のお客さんが私の神様だとしたら、どんな施術をしたら喜んでくれるだろう…指名が取れていなかった時期にいつも考えていたこと。
この「EVA line」を使った施術は、少ない時間で効果が得られる施術。
お客さんの負担がとても楽になります。
「私を丁寧に扱ってくれてありがとう」
お客さんを神様と思って対応していたら、こんなことを言われ始めました。
人を大事に思っている、命の大切さをとても強く感じる。
いつのまにか、私はこのサロンでの指名NO.1になっていました。

「幸せのチカラ」

片足が痺れたバレエの先生がサロンに来られました。
足の左右の太さがちがう。
見ているだけで、辛さが伝わってきます。
この脚をもとに戻すことが、わたしのミッションだと、その先生に宣言しました。
丁寧な施術を時間をかけて行ったことで、今では、随分と足の太さが変わらなくなってきています。
「ほぼ、以前の感覚がもどってきた」と先生の笑顔が言ってくれます。

施術中に、涙を流す人がいるとはじめにも書きました。
痛いとかではありません。
優しさに触れずに生きている人、生きてきた人がホントに多い。
私自身、不幸をいっぱい見てきたから、幸せの価値を人一倍感じることができます。
自分を大切にする気持ちと気付き。
この先の人生の楽しみ。
昔のキズを癒して、これから前に進んでいく力。
それが幸せ。

お客さんは私から健康を手に入れて帰っていきます。
健康は肉体だけではありません。
こころの健康も。

私と、私に縁ある人たちが幸せであること。
みんなが自分を満たしている状況を作りたい。
みんながひとり一人、満足した毎日を送っている
幸せを自分から作り出すことができるような世界、それが私の理想の世界です。

事業所概要